こんにちは、dennです。
元々本が好きだったり活字中毒の方が本が読めなくなるのってしんどいですよね。
何回読んでも字が滑って内容が全然頭に入ってこないけど本は読みたい。
その欲望を叶えるべくうつでもギリギリ読める本3冊をチョイスしてきました。
もしよかったら読んでみてくださいね。
1冊目 秒速5センチメートル
アニメ映画「君の名は。」でお馴染みの新海誠監督が書いた小説秒速5センチメートル。
何故この作品を選んだかというと、とにかく”薄い”。
内容がじゃないですよ。厚さがです。
定規で測ってみたのですが8mmでした。
ページ数は180ページほどなので、このくらいならもしかしたらなんとか読めるかも。
小学生時代の恋を大人になるまで追いかけ続けた少年と少女の切ない物語です。
とにかく情緒を揺さぶられる内容なので、うつで感情が消えた心に少しでも何かが芽生えれば良いかなと選んだ次第でございます。
あと単純に私はこれが好き。
アニメの映画もあるのでよかったら是非見てみてください。こちらは予告↓
2冊目 ぼくは、うに。~ミヌエットの男の子~
かわいい。ただそれだけで選びました。
字が滑ってもかわいい猫の写真集なので大丈夫です。字はそんなにありません。
Twitterもかわいい。
最近引き出しの中もお気に入り。:3 pic.twitter.com/uS4dGqrkYb
— うに@ねこ休み展 (@unicouniuni3) May 5, 2022
私は猫が好きなので猫の写真集を選んだのですが、画像で見ただけで自分がポジティブな感情を抱くものであれば何でもいいと思います。
宇宙が好きならNewtonだし、綺麗なお姉さんが好きならアイドルの写真集でもいいし、料理が好きならレシピ本でも良いです。
頭への負担を最小限にして「本が読みたい」という欲望を満たせればOKなのではないでしょうか!
3冊目 獣の奏者
(Kindleunlimitedなら全巻無料で読めます)
3冊目というか5巻セットなんですけど最後にお勧めするのは上橋菜穂子著「獣の奏者」。
目の前で親が獣に食われ殺された少女エリンが必死に生きて死ぬまでの物語。
児童書なので子供でも理解できるような非常にわかりやすい文体で書かれています。
これなら字が滑っても大丈夫。
児童書なんですけど全然子供っぽい内容ではなくて、重く壮大でとても子供向けとは思えない内容です。
苦難の連続ばかりの人生でつらいことしかないけれど、それでも生きていこうとする姿に勇気が貰えます。
最終巻の外伝の1文でボロッボロに泣かされるので是非読んでほしい作品です。
まとめ うつでも読書がしたい
本当は何もせず寝ているのが一番いいとは分かっているんですが活字中毒者はとにかく文字が読みたいです。
本が大好きなのでどうにかして読みたいのです。
うつになると見開き1ページを読むことすら凄く大変です。
もう1時間読んでるのに10ページしか読めてないし、それだけで疲れるので眠ります。
本が読みたいのに思ったように読めないつらさは私も経験したので、
- ページ数が少ないもの
- ほとんど文字を読む必要がないもの
- 子供でも分かる簡単な言葉を使っているもの
かつ、元気になった時にまた何度でも読みたいと思うものを選びました。
本好きな方ならきっと満足していただけると思うので、是非読んでみてくださいね。